1993-06-02 第126回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
そうすると、衆議院の環境委員会ではエンタイトルド・ツー、エンタイトルですね、野球でもエンタイトルというふうに使います、これについては資格を有すると訳すのが適当だと言うんですよ。そうですか権利を有するということが間違っているんですか。そして英英辞典を専門家が引いてみたら、ツー・ギブ・ザ・ライトと書いてあるんです。ライトというのは権利ですよ。
そうすると、衆議院の環境委員会ではエンタイトルド・ツー、エンタイトルですね、野球でもエンタイトルというふうに使います、これについては資格を有すると訳すのが適当だと言うんですよ。そうですか権利を有するということが間違っているんですか。そして英英辞典を専門家が引いてみたら、ツー・ギブ・ザ・ライトと書いてあるんです。ライトというのは権利ですよ。
そして、訳を詰めたところで、先ほど来申し上げましたこの第一原則を議論するときの議論の過程、それからエンタイトルドという言葉を資格があると訳すかあるいは権利があると訳すかどちらが適切かというふうに考えたときに、ギャランティーから出発したことを考えますと資格があると訳した方がより適当だということで訳を変えさせていただいたということでございます。
特にこの今お尋ねのリオ宣言の第一原則につきましては当初途上国から意見が出てまいりまして、いろいろと途上国は人間中心主義という考え方を色濃く出しまして、特に今お尋ねのエンタイトルドというところにつきましては途上国の最初の案ではギャランティーとなっていたわけでございます。人類はギャランティーされる、ヘルシーライフをギャランティーされるというそういう趣旨の言葉が最初の原案でございました。
という訳をつけておりますが、これは原文が、英語で恐縮でございますがエンタイトルドということでございまして、その後私ども政府部内で、特に外務省等を中心に全体を訳をもう一度精査いたしましたときには、これは「資格を有する」というふうな訳が適当であろうというふうに考えておるわけでございます。
○八木橋政府委員 この点に関しまして、リオデジャネイロ宣言には御指摘のような条項がございまして、これは英文ではビー・エンタイトルド・ツーということになっておりまして、そういう資格を持っているよということで、権利的な色彩でこれが議論されたという経緯は私ども承ってはおりません。
エンタイトルドというふうな表現になってございます。
これはやることもないのにひまに飽かせてシャル・ビー・エンタイトルドというようなことを言うから、これはわれわれはあまり賛成しないのだな。
日本国との関係においてはそれに文句を言わないという意味でございまして、この趣旨は英文ではわりにはっきり出ておりまして、シャル・ビー・エンタイトルド・ツーという表現になっております。